マンションや一軒家で家族葬(自宅葬)を予算70万円以内で考えている方は必見です
お葬式を考える際に「どこでお葬式をするのか」という課題は必ず出てきます
集まりやすい場所が良いのか、駅近くが良いのか、一か所で全てができるところが良いのかなどの懸念点が出てくると思います。
参列者が20名くらいになると気にしておかないといけない点ではありますが、10名以内の少人数で行う場合は【わかりやすい場所】、【気兼ねなく見送ることができる】という視点で考えると決めやすいです。
【わかりやすい場所】
家族葬を行う規模であれば、住んでいた家やマンションを参列者が既に知っていると想定されます。
自宅をすでに知っているため、葬儀のお知らせをする際、場所を伝えるのが簡単になります。
葬儀場を借りると地図や行き方の説明が必要になります。
【気兼ねなく見送るができる場所】
今まで行ったことのない場所に行って何かをするということは、気持ち的にソワソワすると思います。
もちろんどの場所でも安心して見送ることができるように葬祭業者はサポートしますが、住み慣れた自宅で行うほうが本当に安心して気兼ねなくお見送りができると思います。
自宅葬で気を付けるところ
近隣の方への配慮
自宅葬では準備や片付けで人・物の出入りがあります
自宅で葬儀を行うので と伝え、出入りがあるのでご迷惑おかけすることがあるかもしれませんのでよろしくお願いいたしますと一言かけておくことを推奨しております
だめですという方はいないですが、何も言わない状況だと何が起きているんだ?とトラブルになる可能性があります
駐車場の確保
自宅葬は駐車場がないと大変ですよと言われておりますが、そもそも参列する人数が少ない場合だと車の数自体少ないのでそこまで問題にならないことがあります
・火葬場に行く車の数
・導師用の駐車場
バスやタクシーの利用も想定します
火葬場まではタクシーで~3,000円で大体行けると思います
意外とコインパーキングが近くにあり、駐車場を終日利用できることが多い
自分の家の場合はどうなのか?を考えることが重要です
出棺した後のこと
戸締りの確認
自宅で葬儀を行う場合、火葬場に行く間は不在という状況が周りに分かることが多いです
玄関はもちろん出棺時の出入り口の戸締りを忘れないように行います
通常電気を消しておでかけすると思いますが、つけたままにしておくのも防犯対策として良いです
火の始末
葬儀の中ではロウソクやお線香など火を扱います。火の消し忘れ、お線香の燃え残りがあると非常に危険です。必ず目視で確認してから家を出ましょう。
片付け
留守になる場合、葬祭場者に鍵を預けて片付け後、鍵の返却をする方法もあります。
ただどこで何が起きるかがわからないのであまりおススメではないです
誰かが残る場合、片付けが終わるまで家族・親族の方にいていただきます
誰も残らず火葬場に行くときは、出棺前に全ての物を自宅から出します。
出し終えることで家の出入りが無くても良くなります。
また、出棺後に片付けをしておりますので防犯の観点(人がいるので不審な動きがすぐ分かる)からも良いかと思います。
事前に自宅で葬儀を行いますという声かけをしていると、一時的に家の周りに物が出るので片付けているのだなということが分かるので安心です。
マンションの場合、隣のお部屋の方が驚く事もあるので念入りにしておくことをおすすめしております。
自宅葬のよいところ
前述のポイントに気をつければ自宅葬が可能です
仏心葬祭では月に1件は自宅から出棺のご葬儀があります。
自社ホールを持っている葬儀社より多いかと思います。
『自宅で本当にできるとは思わなかった』
『自宅から見送ることが出来て良かった』
『慣れないところで緊張しながら葬儀をするよりかは慣れている自分の家で行うほうが気持ち的にも楽』
という感想を聞くことが多いです
金銭面では式場使用料がかからない事が大きいと思います。式場によって料金は異なりますが、50,000~250,000円はかかります(場所によります)
式場使用料がかからない分の費用を祭壇のお花に充てたり、お体を洗い清めるシャワー湯灌に充てるという選択をされる方は多いです。お寺様に読経をあげてもらい、お戒名をつけてもらうほうがこの先ずっと残り続けるので良いという選択をされた方もいらっしゃいました。
自宅葬の費用例
少人数なので自宅で通夜・葬儀を行い祭壇も飾り、お戒名もつける 自宅葬の場合
【葬儀費用】 385,000円
【斎場費用】 30,000円(川口市めぐりの森火葬料)
【寺院費用】 250,000円(お布施)
【税込合計】¥665,000円
祭壇両側の供花は親族・お勤め先から頂いたものになっております
飲食費用は別途となります
今回はマンションや一軒家で家族葬(自宅葬)を予算70万円以内で考えている方にぴったりの内容でご紹介させていただきました。
もしうちの場合は可能だろうか?という疑問があればお気軽にご相談くださいませ。自宅でできるのであれば是非自宅で行いましょうと実現を応援するのが仏心葬祭です。
少しでもこの記事がお役に立てればと願っております。