さいたま市浦和区在住の方のお葬式と手順について
さいたま市浦和区の方が葬儀を行う場合の手順
まずはお葬式をどこで行うのか、どこで火葬をするのかを把握しましょう。
火葬場は浦和斎場か大宮聖苑になります。
浦和斎場にはお葬式を行える「式場」が併設されています。「式場」でお葬式を行い、霊柩車などを使うことなく、「火葬場」に出棺をして火葬を行います。
大宮聖苑は「火葬場」だけの施設になっておりますので、どこかの「式場」で葬儀を行う必要があります。大宮聖苑から5分程度の場所に思い出の里会館と呼ばれるさいたま市で運営されている「式場」があります。
ひかり会館と呼ばれるさいたま市で運営されている「式場」もあります。ひかり会館は「式場」しかありません。そのため「火葬場」は浦和斎場か大宮聖苑に移動をして火葬を行うことになります。
わかりやすくまとめると
- 浦和斎場でお葬式を行い、そのまま浦和斎場で火葬を行う
- 思い出の里会館でお葬式を行い、大宮聖苑に移動をして火葬を行う
- ひかり会館でお葬式を行い、浦和斎場もしくは大宮聖苑に移動をして火葬を行う
という3つのパターンがさいたま市で運営されている公営の斎場を使用してのお葬式になります。
お葬式の流れとしては最後に火葬となります。しかし、お葬式の流れを決めるには最初に火葬場の予約を取ります。火葬場の予約と併せて式場の予約を行います。さいたま市の斎場は電話による予約システムを使用します。そのため24時間で空き状況を確認することができます。
いつ葬儀を行うか
お葬式を行う場所と火葬場を決めたら日程を決めます。厳密にいうと、日程を決めながら場所を決めることもあります。いつお葬式になるかを決めるとそれまでの手順が見えてきます。お葬式の日程を決めるにあたって、菩提寺がある場合は菩提寺の予定を確認します。なぜなら菩提寺の住職がお葬式のお勤めをされますので、すでに他の方のお葬式の予定が入っている場合や、土日だと49日法要や1周忌などの法要が入っている場合があるためです。
菩提寺がある場合は菩提寺の予定が優先されることをご了承頂ければと思います。出来ることならば、危ない状況になっている時点で菩提寺に相談しておける関係を作っておくと良いと思います。『危篤と言われているので、万が一の際には連絡をします。その時はよろしくお願いします。』と、伝えた上で日程にご希望があれば『土日にお葬式は可能でしょうか?』など先に聞いておくと良いと思います。
菩提寺がない場合は、家族の希望で決めることができます。昨今では菩提寺がない家庭も増えていることから、葬儀屋さんの紹介でお寺の僧侶に来てもらいお葬式のお勤めをしてもらう事が多くなりました。家族や親族の希望となると、仕事や学校への影響が少ない土日を選択されることが多いです。金曜日にお通夜、土曜日に告別式のパターン、土曜日にお通夜、日曜日に告別式のパターンです。日曜に告別式となると翌月曜日から仕事になり、慌ただしくなる事から土曜日に告別式を行い、日曜日は1日休めるようにする方が多いです。ただ、土日希望の方が増えると式場や火葬場も土日の予約が集中します。すでに予約が入っていれば予約は取れませんので、「空いていれば土日で」という気持ちで望まれると良いと思います。誰が日程を決めるかですが、お葬式の取り決めをする喪主(施主)が決めて問題ありません。親族に予定を聞いて決める方もいらっしゃいますが、聞きすぎてしまい決められなくなったという事もあります。
余談ですがお通夜を行わない形、いわゆる一日葬の場合だとその日の予定が合わないことからお葬式自体に参列できないという事が出てきます。そうならないために、前日の夕方にお通夜を行うことで、告別式には行けなくともお通夜に参列してお別れする事ができます。従来行われていた仕組みは、こういう時に備えて作られていたのだと感じる時です。
ここまではお葬式を行う式場と火葬を行う火葬場についてと、その流れについて解説しました。
「いつ・どこで」までが決まると、それまでに何をしないといけないのかが見えてきます。「いつ・どこで」の「いつ」はその時にならないと予約を入れられません。「どこで」は事前に想定しておくことは出来ます。「どこで」をある程度決めておくと、あとはその場所でできる日程の中から選ぶだけになります。負担を少なくするため(ここでの負担とは取り決めをする時の精神的な負担です)にも情報を予め集めておくと良いと思います。情報は葬儀屋さんが持っています。葬儀屋さんによっては、自社の会館をオススメする場合もあります。自社の会館を持っていないので、さいたま市で運営している公営斎場の利用をオススメする葬儀屋さんもあります。自社の会館か公営の斎場かの違いは立地条件や規模の大きさ、利用料金の違いが出てきます。仏心葬祭では、さいたま市浦和区の方であれば、「火葬場併設という利便性」、「浦和斎場という認知度」、「さいたま市の公営斎場という料金設定」という理由から浦和斎場の利用をおすすめしております。