遺影写真は写真じゃなくても良いんです。絵って素晴らしい
お葬式のお話ではないですが、お葬式から生まれたご縁が時間を超えて、新たなご縁になったお話です。
6年前にご葬儀を担当させていただいた方の繋がりで、ご主人を亡くされた方とお知り合いになりました。
生前ご主人が、遺影は写真ではなく、絵に描いてもらいたいとお話をされていたそうです。
同じ時期に、4年前にご葬儀を担当させていただいた方の繋がりで、奥様を亡くされた方とお知り合いになりました。
奥様を亡くされた方は画家をされておりました。
お二方とも配偶者を亡くされた時期が同じ年の同じ月でした。
不思議なご縁を感じました。
お二人をお繋ぎし、お亡くなりになられたご主人の絵を描いてもらうことになりました。
約1か月後、完成した絵を見せて頂きました。
とても素晴らしいものでした。
「絵になる」という言葉はこういう時に使うのかと実感しました。
写真も良いのですが、絵になると温かさをより感じます。
私はご本人と生前お会いしたことはなかったのですが、とても温かい雰囲気やお人柄を、絵を通して感じました。
幼いお孫さんが描かれたご主人(お孫さんから見るとおじいちゃん)に話しかけていらっしゃったそうです。
絵になることで息を吹き返す(蘇る)というか魂が入っているように感じられました。
とても良いものを見せて頂きました。
写真は原本となるデータや現物があれば複製は可能です。
絵は世界に一つしかないですよね。素敵ですよね。
お葬式は仏さまとのご縁を繋ぎ(仏縁)、この世とあの世繋ぐ(葬儀の中で引導を渡します)ものです。
お葬式を通してご先祖様(過去)と今の自分たち(現在)、そして子孫(未来)への繋がりを感じるものです。
お葬式から生まれたご縁が繋がった出来事でした。
ご縁を繋ぐのもお仕事なのだと感じました。
むしろ「お仕事=ご縁を繋ぐ事」だと実感しました。
仏心葬祭はただお葬式を行うだけでなく、ご縁を繋ぐ葬儀屋さんです。
もし遺影写真ではなく絵を描いてもらいたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡くださいませ。